一度売却した車があとになって半額にされることがある?

kuruma-toraburu-08-09

車の査定はプロが行うものなので、まず間違いはないと思っている人もいることでしょう。

しかし、プロとはいっても査定をする人の技量にはバラつきがあり、うっかりと過去の事故歴を見落としてしまうことがあります

そういった見逃しがきっかけとなり、クルマを売った人と買取業者がトラブルになることはよくあります。

たとえば50万円で契約をして売却した車が、あとになって買取店から連絡があり「事故車であることがわかったので、買取額を半額の25万円にさせてください」といったようなことを言われることがあるのです。

こういったケースは、買取店の担当者が事故車であることを見抜けずに、そのままオートオークションに出品してしまい、オークション会場の査定士によって事故車であると判明したときに起こり

ます。

売った側が事故車であることを隠して売ったということであれば、法的には瑕疵担保責任によって契約破棄や買取額の減額を求められても仕方がないところです。

しかし、問題になるのは、売った人も事故車であることを知らなかった場合です。

新車で購入した車であれば、これまで自分だけが乗ってきた車ですから、過去に事故を起こしたかどうかは自分が一番よく分かっています。

それに対して、中古で購入した車の場合、それが過去に事故を起こした車かどうかを素人が判断できるはずがありません

自分ではずっと事故車ではないと乗ってきたわけですから、売却のときのも事故車であることを買取り店に伝えるはずがありません。

知らないのですから、伝えようがないわけです。

ここが、新車で購入した場合との大きな違いとなります。

本人が本当に事故車であることを知らずに、そのまま売却してしまった場合には、瑕疵担保責任は問われないと考えていいと思います。

そういった場合に、あとになって「買取額は半額になりますので、支払ってしまったお金を半分返しして下さい」などと理不尽なことを言われても、突っぱねてしまって問題ありません。

法的には、支払う必要はないのですから。

そもそも、買取業者が事故車であるということを見抜けなかった時点でプロとして恥ずかしい話で、たとえオークションの査定士に指摘されたとしても、それはあくまでも買取店のミスであり、売った人に責任をなすりつけるというのはおかしな話です。

Posted by: korokoro on