塩害によってボディにサビが浮いたりすると事故車扱いになります

海と車

過去に事故を起こして、フレームなどに致命的な損傷を受けると、事故車扱いとなってしまい、査定額が大きく下がってしまうというのはご存知の方も多いことでしょう。

損傷の度合いによっても異なりますが、事故車の場合は同年式の中古車のおよそ半値程度にまで評価が下がってしまいます

「自分は過去に事故など起こしたことはないし、そういった心配はない」

そんなふうに思っている人もいるかも知れませんが、車の査定において事故車扱いになるのは、事故を起こした車だけとは限らないのです。

実は、塩害によってボディに浮いたサビや、それが原因でボディに穴が空いてしまったときにも、事故車扱いになることがあるのです。

塩害によるボディの痛みも、ドアの一部などであれば大きな問題にはなりませんが、ピラーやフロア周りなど、車の基本構造部分にまでその被害が及ぶようであれば、間違いなく事故車扱いになってしまいます。

塩害によって、ボディのフレーム部分の強度が落ちてしまう可能性があるわけですから、車としての走行性能に影響が出てくる可能性があるからです。

ですから、過去に一度も事故を起こしたことがない人であっても、海の近くに住んでいたりする場合には塩害によって事故車と判断されることもありますので、日頃から車の保管方法やコーティングなどのメンテナンスをしっかりと行っておくことが大切です。

また、塩害以外では、雹(ひょう)などの被害によっても事故車扱いとなることがあります

大粒の雹が降ってくることで、屋根がボコボコになってしまうことがあります。

ドアやボンネットなどの凹みであれば事故車扱いにはなりませんが、屋根の場合にはそうはいきません。

屋根は車の基本構造部分にあたるために、損傷を受けることで事故車扱いになってしまうのです。

このように、日頃から安全運転をしていて過去に一度も交通事故を起こしたことがなかったとしても、自然災害によるボディの劣化や損傷が原因で事故車扱いになってしまうことがあるので、十分に注意をしましょう。

年式が古くなるにつれて車の査定額はどのように下がっていくか?

kuruma-soukoukyori-08-13

車の査定額は、さまざまな要因によってき決まります。

年式、車種、ボディカラー、走行距離、グレード、ボディの傷、オプションパーツなどのさまざまな要因を加味したうえで、最終的な買取価格を判断するわけです。

そのため、同じような車であっても100%まったく同じ状態の中古車というものは存在しませんから、買取価格も1台ずつすべて異なることになります。

車査定における要因の中でも、もっとも影響があるのが年式と走行距離になります。

走行距離は1年で1万kmをベースとして、それより少なければプラス、多ければマイナス要因となります。

それでは、年式の場合はどうでしょうか?

こちらは、車の人気の有無などによって大きく左右されますので、単純には判断できませんが、簡易的に目安となる査定額を算出する方法があります。

それは、車の新車の価格を10等分して、それを1年ごとに減らしていくという方法です。

たとえば、新車のときの価格が300万円の車があったとします。

この300万円を10等分すると30万円です。

この30万円を年式に応じて300万円からマイナスしていけばいいのです。

1年後の査定額は300万円から30万円を引いて、270万円になります。

同様に2年後は240万円、3年後は210万円、4年後は180万円、そして5年落ちとなったときにちょうど半分の150万円となります。

このままずっと計算を続けていきますと、ちょうど10年後に0円となります。

よく、10年落ち以上になると査定額が厳しくなるといわれますが、まさにこの計算式でも

その通りになります。

ただし、この計算方法は、走行距離を1年に1万km程度走ったと仮定した場合となりますので、実際に走行した走行距離によってはプラスになったりマイナスになったりします。

たとえば、先ほどの計算式によると5落ちの場合で150万円でしたが、これが3万kmしか走っていないとなれば、170万円の高額査定になる可能性があります。

逆に、走行距離が7万km程度走っていた場合だと、今度は130万円になってしまうかもしれません。

このように、車の査定額というのは、さまざまな要因によって大きく変わることになりますので、単純に年式だけでは出せないということになります。

車を売るときにオプションパーツはプラス査定になるのか?

車 サンフーフ

新車を購入するときには、さまざまなオプションパーツを追加で注文して取り付けする人も多いと思います。

特にメーカーオプションの場合は、市販のパーツにくらべて値段が高いことが多いので、あれもこれもと欲張ると、車の購入価格はかなり跳ね上がってしまうことになります。

そういった高価なメーカーオプションを装備したクルマを、中古車として売却するときにはプラス査定になるのでしょうか?

一概にはいえませんが、プラスになるものもありますし、ならないものもあります。

意外に思うかも知れませんが、カーナビはそれほどプラスにはなりません

なぜなら、いまや車にカーナビがついているのはあたり前であり、逆にナビのついていないクルマはマイナス査定になる可能性すらあります。

メーカー純正のカーナビをオプションで取り付けると数十万円の費用が発生しますから、それが査定においてほとんど評価されてないとなると、なんとも残念な気持ちになる人も多いと思います。

査定でプラスになるオプションパーツとしては、アルミホイールやエアロパーツ、サンルールなどがあげられます。

アルミホイールの場合は、社外品だとほとんど評価されないことも多いのですが、メーカー純正ということであれば査定にはプラスになることが多いようです。

エアロパーツも同様に、メーカー純正のものであれば査定アップが期待できますが、社外品の場合にはほとんど評価されません。

逆に、センスの悪いエアロパーツなどが取り付けられていると、むしろマイナス評価になる可能性があるので注意が必要です。

メーカーオプションの中で、一番高く評価されるのは、サンルーフです。

アルミホイールやエアロパーツは後からでも取り付けできますが、サンルーフの場合には工場の生産ラインで取り付けをする必要があるため、後付けはできないのです。

そういう意味では、サンルーフ付きのクルマは非常に価値の高い存在といえます。

価値が高いということになれば、当然ながら査定額もアップになりやすいわけです。

また、電動スライドドアなども、工場の生産ラインでしかつけられませんので、査定アップにつながりやすいのですが、上級グレードで最初から電動スライドドアが標準装備されている場合にはプラスになりません。

あくまでも、本来ついていない車種にオプションで取り付けた場合のみプラスになるということです。

車の査定には車内の状態も大きく関係してきます

kuruma-shito-08-11

査定でマイナスになる要因を考えた場合に、どうしてもボディのキズや凹みなどを意識する人が多いと思います。

しかし、実際の査定において、意外にも大きなマイナス要因となり得るのが室内の状態なのです。

室内の状態で一番嫌われるのは、ニオイです。

普段運転している本人はなかなか気がつかないものですが、他人は車内のニオイに敏感なものです。

特に、車内で喫煙をしている車は要注意です。

タバコのニオイが一度車内に染み込んでしまうと、簡単には取ることができません。

非喫煙者は、車内にタバコのニオイがするのを極端に嫌がりますから、そういった中古車を買うことはないはずです。

日本人の3分の2はタバコをすいませんから、車内にタバコのニオイがする車は、単純に売れる確率が3分の1になってしまうわけです。

そんな、売れる確率が下がってしまう車を、買取店が高額査定するわけはありません。

また、よく車にペットを乗せている人をみかけますが、車内の動物臭もかなり嫌われる要因です。

ペット好きの人にとってはあまり気にならないニオイであっても、一般の人にとっては動物のニオイは耐え難いものです。

車を売るときにうまく脱臭できればいいですが、そうでない場合には大幅にマイナス査定になる可能性があります。

また、ニオイだけではなく、シートなどの汚れにも注意が必要です。

特に、後部座席に子供を乗せることが多い人は、シートに飲食物をこぼすことが多いので、知らない間にシートが汚されていることがあります。

一度シミになってしまうと、なかなか汚れが取れませんので、普段からシートの汚れをみつけたらすぐに拭き取る習慣をつけておかないと、査定のときに大幅にマイナスとなってしまう可能性があります。

子供は、たとえ注意をしていても食べ物や飲み物をこぼしてしまうものです。

子供にシートを汚されるのを抜本的に防ぐには、最初からシートカバーなどを取り付けるようにするといいと思います。

また、車に子供を乗せることのない人であっても、コンビニなどで買った弁当を車内で食べる習慣のある人は、気がつかない間にこぼしてシートを汚してしまっていることがあるものです。

食べ終わったら、必ずシートの周りを確認する習慣をつけておくといいでしょう。

そういった、車内対する普段からのちょっとした習慣が、車を売却するときの高額査定につながるのです。

改造車を売るなら専門店がおススメな理由

kuruma-kaizou-08-10

車の改造が趣味な人は、かなりのお金をつぎ込んで自分のオリジナルなカスタムカーを作り上げます。

車のパーツとういうものは非常に高価なものが多く、ちょっとした改造でも数十万円もかかってしまうことが少なくありません。

人によっては、車の本体以上の金額をパーツ代につぎ込んでしまうこともあるようです。

そんな、大金をかけて完成させたカスタムカーですが、残念ながらディーラーに下取りに出したり買取り店に売却する際には、それらのパーツ代はまったく考慮されません

それどころか、改造車ということで逆に査定がマイナスになってしまうことさえあるのです。

特にディーラーなどは、ノーマル状態に戻してから売った方が高く売れる可能性が高くなります。

なぜ改造車が評価されないのかについては、さまざまな理由がありますが、一番の理由は「ドレスアップのセンスは人それぞれで違う」ということです。

改造した本人が「かっこよくてセンスがいい」と思っている車であっても、他人がみたら「ダサくてセンスの悪い車」に見えてしまうかもしれません。

ディーラーや買取店にしてみれば、好き嫌いがはっきりと分かれる改造車は、ノーマルな状態のクルマにくらべて売りにくい車とうことになるのです。

どんなに高価なパーツが取り付けられていたとしても、売れるかどうかわかなないクルマを高く買取ることは出来ないということになります。

また、改造車がディーラーや買取店に評価されないもう一つの理由として、査定の担当者がパーツの価値を判断できないということがあげられます。

車そのものの相場は、オートオークションなどでの落札価格をもとに判断ができますが、改造車のパーツはかなりマニアックなものが多く、査定のプロといえどもその価値を判断することは困難です。

どうしても、改造車を高く売りたいということであれば、ディーラーや一般の買取り専門店に持ち込まず、改造車専門の店に持ち込みをするといいでしょう。

改造車の専門店であれば、パーツの本当の価値も判断できますし、車を買いに来るお客さんも改造車が好きな人ばかりですから、一般の販売店のように改造車が売れにくいということはありません。

その結果、ディーラーや一般の買取り店にくらべて買取りしてもらえる可能性が高くなるわけです。